リバー仕立て・ダブルフェイス生地の縫い方

ロングジレ表 両面着れるのでその日の気分でコーディネートを楽しめます
ロングジレ裏

今回、両面ビーバー仕上げをした、二重織素材を使用しリバー仕立てでジレを製作した様子をご紹介します。ほとんどが手作業になる仕立て方なので時間はかかりますが、仕上がりは着心地がよくすっきりと柔らかな印象を与えてくれるので、私は好きな仕立ての方法です。

リバー仕立てとは

リバー仕立てとは、2枚の布を1枚として縫うことです。接結糸をほどいたり、まつるという手作業の工程が多いので高級な仕立ての方法となります。とても時間のかかる仕立てとなります。

リバー仕立てに使用される生地の種類

  • リバー生地
  • ダブルフェイス
  • 二重織
  • リバーシブル

などといわれ、2枚の生地を縫い合わせた生地です。素材の一部に接結糸コットン5%と表記されています。この糸で表の生地と裏の生地をつないでいます。

縫い方

ポケット作りで基本的な縫い方をご紹介します。ミシンを使う時間より、ほとんどが手まつりの作業になります。糸を引く力加減や縫い巾など、均等にまつっていくといいですね。

リバー仕立ての基本的な縫い方

  • 捨てミシンをかける
  • 接結糸を取り除く
  • アイロンで折る
  • 手まつり
  • 捨てミシン糸をほどく

❶捨てミシンをかける

1.3㎝幅でぐるりと粗ミシンをかける

私は仕上がりの縫い代を0.6㎝にしました。細い方が私は好みだからです。1㎝(粗ミシン巾2㎝)や0.8㎝(粗ミシン巾1.6㎝)など、好みや生地によって変更されたら良いと思います。捨てミシンは縫い代の倍でかけたらOKです。私は生地の厚みを入れて1.3㎝幅で粗ミシンをかけていきます。運針を最大にして、後でほどくので少し緩めにしておくとよいですね。

❷接結糸を取り除く

リバー仕立て用の生地は、二枚の生地を接結糸でつないで1枚の生地に織り上げています。購入する際は、素材に接結糸綿5%などと表記されているので確認してご購入ください。しっかりと接結されています。

はがすと、このように糸が出てきます。この糸を捨てミシンをかけた所まで丁寧にほどいていきます。

縦地は引っ張るとするっと抜けます。

途中で切れた場合はリッパーや目打ちを使用してほどいていきます。

横地の場合は糸をカットしていきます。横地の方が取り除くのが大変です。

ハサミで綺麗に接結糸をカットします。

カーブは粗ミシンをかけて、ギャザーをよせ、整えます。

❸アイロンで折る

粗ミシンをかけたところまでしっかり半分に折ります。この幅をしっかり守りましょう。

❹手まつり

2~3mmの幅でまつっていきます。力加減や縫い巾、生地をすくう量も均等にしましょう。

仕上げのアイロンは、ウール生地の風合いを殺さない為に、直接生地にあてないように当て布をします。スチームもあてないように気をつけましょう。私はメッシュdeプレスというあて布を使っています。透けて見えるので、ワッペンや名前シールも当てやすくとても便利です。

❺捨てミシン糸をほどく

捨てミシン糸をほどいたら完成です。

基本的な縫い方はこの様になります。仕上がりはスッキリと綺麗な仕立ての方法です。柔らかい雰囲気も出せます。
またこちらの動画では、ジレの製作の様子をのせていますので合わせてご覧ください。

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