【洋裁道具】綺麗に穴を開けられるボタンノミの使い方
ボタンノミとは
ボタンホールの穴を開ける時に使用するものです。ノミを使用しなくてもリッパーを使った方法やハサミで切り込みを入れたりもできますが、ノミを使用した方が綺麗な切り口になり早く穴を開けられる便利な道具です。
私が使用しているものは上作 三友 左)9mm右)15mmの二種類です。同じものではないですが、下記のものがあります。
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15mm
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クロバーノミ12mm
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1.ほつれ止めピケを塗る
15mmのボタン用のホール
まず、ほつれ防止にボタンホールにピケを塗ります。家庭用のボタンホールはほつれやすいので使用する方が安心です。乾いたらノミを使って穴を開けていきます。生地によっては洗濯するとほつれてくるので、開けた後も塗るとよいです。
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2.ボタンノミで切り込みを入れる
15mmノミ使用
ボタンホールの大きさはボタンの厚みにもよりますが、ボタンサイズ+2~3mmほど大きくボタンホールを作ります。今回は15mmのボタン+2mmの穴を開けました。一度では開けきれないので2回に分けて切り込みを入れていきます。下にカッティングマットをしき、ぐっと押して開けていきます。これで簡単に綺麗に開けることができます。
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切れ味が悪い時は研石でノミの先を研ぐと、また綺麗に切ることができます。
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ボタンホール開け完成。リッパーでのカットは切り込みすぎたり、ハサミは切れ味がイマイチだったりしますが、ボタンノミを使用すると美しく切り込みを入れることが可能です。一本持っていると助かる洋裁道具です。