手作り石鹸に挑戦~マルセイユ石鹸~
こんばんはmkkoです。
今回は初めて手作り石鹸に挑戦してみました。
何を準備をしたらいいのか、どんな石けんがいいのか参考になったら嬉しいです。
私は今回最小限の材料でマルセイユ石けん作りに挑戦したいと思います。
ここ数年は固形石鹸のさっぱりとした洗いあがりが好きで牛乳石鹸やシャボン石鹸を使って頭・顔・体を洗っています(石けんシャンプーについてはまた書きますね)
石けんを作ろうと思ったきっかけはこちらの一冊の本がきっかけです。
こちらは皮膚科の先生の本です。肌を綺麗にしたいという気持ちが一層強まるお年頃になってきた私です。持続可能で自分の皮膚の力を活かすこの本のやり方に今まで、モヤモヤしていたものが解消されました。
手作り石けんに必要な道具
- マルセイユミックスオイル
- 苛性ソーダ
- 料理用温度計 2本
- 精製水
- 眼鏡
- 手袋
- マスク
- 牛乳パック2個
- 氷又は保冷剤
- 紐
- 泡だて器
- ゴムベラ
- 計り
- 耐熱ボール1個
- ボール1個
- 苛性ソーダを入れる耐熱容器
- ステンレススプーン
- 耐熱ボールが収まる鍋
- 発砲スチロール
作る為に買い足したものは1.2.3.4のもです。劇薬を使用しますが、洗剤で洗ったら問題ないようなので、できるだけ家にあるものをそのまま使用したいと思います。手作り石鹸のサイトがあってとても助かります。私はこちらのサイトを利用しています。簡易包装で環境に配慮しているのも好きなポイント。
マルセイユ石けんを選んだ理由
無添加石けんの作り方には
- 中和法
- 釜炊き法
- 冷製法(コールドプレス)
などがあり、冷製法という油脂に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を加えてかき混ぜて、加熱せずに反応熱だけでけん化する方法です。この方法だと天然のグリセリンが含まれており一番お肌に優しいとのことでした。また自宅で手作りできる方法です。
そして、マルセイユ石けんを選んだ理由はオイルの配合です。肌にとって理想的な油とされてきたオリーブオイル72%残りの28%(ココナッツオイル・パーム油)です。28%の配合は製造元で異なるようです。
私が購入しているところのオイルミックスはこちらの配合になります。
オリーブオイル446g
ココナッツオイル112g
パームオイル62g
ココナッツオイルは泡立ちを良くし、パーム油は溶け崩れを抑える働きがあります。伝統的な手法のようです。また、赤ちゃんにも使用できるのでこのマルセイユ石けんを作ろうと思いました。
こちらの本を参考にして作っていきたいと思います。どんな石けんになるのかすごく楽しみです。
劇薬苛性ソーダの購入方法
材料には劇薬指定の苛性ソーダを使用します。まずそれが手に入らないと石けんを作ることができません。これが少し大変でした。
販売している場所は薬局です。よく行く薬局には販売していなくて、処方箋薬局へ片っ端から電話をかけまくりました。そして自宅から少し離れた場所でやっとみつけることができてよかったです。どこでも売っているわけではないんですね。精製水もコロナの時期で取り扱いっているところが無かったです。なので、オイルミックスと一緒にネットで購入しました。
- 取り扱いのある薬局を探す
- 住所、氏名、用途を記入し印鑑を押す 「石けん作りの為」と記入しました。
やっと購入できました。劇薬ということで記入する時ちょっと手が震えました。
苛性ソーダの注意点
水を含んだ苛性ソーダは激臭をはなち、高温になります。素肌に触れるとやけどしたり、目に入ると失明する恐れがあるので、必ずゴム手袋と眼鏡、マスク、長袖を着て、換気も十分にすると安心です。
私は子供が寝ている時に完全防備で作りました。腰が引けながらの作業になっていましたよ。
YouTubeで手作り石けんの動画をみたりしてイメトレしました。その方はすごく簡単にできていたからすぐにできるものだと思っていたら、私の場合、型入れするまで一晩かかりました…。今思えばそれば省略していただけだったんだと思います。
石けん作り
当初思っていた数倍もの時間をかけて。翌日やっと型入れできる硬さになりました。そして、保温のために段ボールに1週間入れて固めたのがこの状態です↓
1週間ほどで切り分けると書いてあったので、型から出してみたんですが、少し柔らかすぎたかもしれません。(そこの感覚はもっと経験が必要なんだろうな)
けど、えーーーい!切ってしまいました。何事も経験だと思って、まぁ何とかなるでしょう(笑)
下にキッチンペーパーをひいて隙間を開けて並べて乾燥させます。これを型入れの日から数えて4週間乾燥させていきます。来月がとても楽しみになりました。アイボリー色の石けん綺麗だな。
本の様な綺麗な形じゃなくて、ぼこぼこのいびつな形になってしまったけど、劇薬を乗り越え、準備して、時間をかけて作った石けんに、愛着が湧いてしまう。
出来上がるまで、じっくりと時間をかけてつくる冷製法の石けん作り、試してみてよかったです。やっぱり手作りはどきどきわくわく楽しいな。